2021茨城県公館 | 小堀哲夫研究室

茨城県公館

茨城県水戸にある大江宏が設計した、茨城県公館が解体されるにあたり、法政大学から小堀研究室が実測調査と、模型・図面を作成しました。

石井翔太さんの大江宏に関するレクチャーを受け、大江宏が茨城県公館を設計した意図や思想を学んだ上で現地に入りました。

打集宣善さん、金谷匡高さん、高道昌志さんに指導を仰ぎ、

和館と洋館、外構を5日間かけて実測しました。

・指導のもと実測

・野帳作成

・野帳から図面へ

・模型作成

田町校舎で模型の展示

実測のプロから実測の方法や野帳の取り方を学び、隅から隅まで記録します。

不足がないように区画を整理したり、調整を行いながらとにかく書いていきます。

実測データをもとに図面を書き直し、研究室全員で分担して模型作成を行います。

家具を再現するための材料選びから始まり、建物周囲の樹木まで再現していきました。

初年度は法政建築としての大江宏建築研究だったため、市ヶ谷田町校舎のエントランスで展示を行いました。