


在日メキシコ大使館
2025年実測調査
2025年度の大江プロジェクトとして、東京都千代田区にある在日メキシコ大使館を調査対象としました。
本プロジェクトでは、大江宏の代表作の一つであるメキシコ大使館を対象に、文献調査・実測調査・図面化・模型制作を通して建築の空間構成を明らかにすることを目的としています。
特に大江宏が提唱した「混在併存」といった建築思想に着目し、建築を実際に測り、図面化し、模型として再構築することで、大江による空間の構成原理を学生の視点から読み解きました。
実測調査
・指導のもと実測
・野帳作成
図面・模型製作
・野帳から図面へ
・模型作成
展示・報告会
・報告会にて発表
事前調査
・大江宏に関する文献調査・読書会
・他の在日大使館の調査・比較
実測調査
・実測調査による野帳図の作成
模型/図面制作
・3Dモデル、全体1/100、部分1/50の復元模型の制作
・実測図面の作成
展示・報告会
・法匠展での1/100模型、パネルの展示
・三番町共用会議所での報告会
・東京建築祭にて、メキシコ大使館で発表予定
事前調査
私たちは実測調査に先立ち、大江宏に関する著作や建築作品に関する文献を収集し、読書会を通してメンバー間で共有することで、メキシコ大使館の設計背景や思想についての理解を深めました。
特に「混在併存」という概念に着目し、それが建築空間にどのように表れているのかを検討しました。
また、他の在日大使館の事例調査を行うことで、メキシコ大使館の特徴を比較的な視点から整理しました。
事前調査を通して、現在は失われている天井仕上げや建具などに大江宏の設計意図が込められていた可能性があると考え、過去の状態を再現する模型の制作を行うこととしました。





実測調査
実測調査では東京農業大学の内藤助教授の指導のもと、2日間にわたり野帳図を作成しました。既存図面や過去の写真を参考にしながら、図面に記載されていない細部の寸法の確認を行い、建築の実態を記録しました。





模型・図面制作
実測調査で得られたデータを基に3Dモデルを作成し、全体1/100模型と部分1/50模型、さらに平面図や断面図などの図面を作成しました。図面や模型を制作する過程では、過去と現在の図面や写真を繰り返し比較しながら、メキシコ大使館の空間構成やディテールについて理解を深めました。





展示・報告
実測調査によって得られた成果は、図面や模型、パネルとして整理し、展示や報告会を通して共有しました。これらの成果を通して、大江宏の建築思想やメキシコ大使館の建築的特徴を広く発信していくことを目指しています。・2025年9月 法匠展にて、模型・パネルの展示・2025年12月 三番町共用会議所にて、メキシコ大使館調査報告会を開催・2026年5月 東京建築祭、メキシコ大使館にて発表予定





