


イタリア
テリトーリオ
学生ワークショップ
小堀研究室の初海外プロジェクトとしてイタリアでテリトーリオ研究を行いました。
法政大学、東海大学、東京都立大学の3大学の学生が、陣内先生、稲益先生、高道先生によるご指導のもと、トロペーアのテリトーリオの調査を行いました。
自分たちの体験をベースとしてトロペーアから北東部に位置するに海と山に囲まれた敷地に、テリトーリオが体験できる宿泊施設の提案を行いました。
また、今回のプロジェクトの大部分をサポートしていただいたコーディネーターとして井谷さん、映画監督から建築プロデューサーまで様々なプロジェクトをやられております浜野さんお二人のサポートの元、このプロジェクトが発足し、進めてまいりました。
事前調査
イタリアのテリトーリオ
について知識を深める。
イタリアの都市歩き
陣内先生とともにイタリアの都市を歩き、学びを深める。
トロペーアでの調査
インタビューや街歩きから
テリトーリオを調査する。
提案・プレゼン
調査結果をもとに、建築の提案を行い、教会で発表する。
ウェブ記事作成
提案内容と研究の過程を記事にまとめ、考察する。
事前調査
建築史への挑戦[著書:陣内秀信・高村雅彦]を課題図書として小堀研究室内でのテリトーリオの定義を定める。また、調査対象都市、トロペーアの概要を調べ、提案予定の敷地模型を作成を行いました。


イタリアの都市歩き
法政大学名誉教授である陣内先生にお声がけをいただき、トロペーアに行くまでの期間、イタリアを南下してしつつ都市の調査を行いました。訪れた都市はローマ、ナポリ、プロチーダ島、ポンペイ遺跡、アマルフィ、サレルノの6都市を訪れました。イタリアの文化に触れ、都市の構成原理を肌で感じ理解を深めていきました。






2024.09.01 トロペーア旧市街の調査
午前中は旧市街地の教会でカラブリア大学の教授であるキミッリ先生に南イタリアのテリトーリオについての講義をしていただきました。
午後は、観光協会のマリさんに街歩きをお願いし、旧市街地の街歩きを行いました。






2024.09.02 パルゲリーアの調査
初日の調査で、トロペーアの名産品である赤たまねぎは主に周辺のカザーレ(集落)で生産が行われていると分かり、2日目はその都市の調査を行いました。その調査を通し、かつての貿易都市としてのトロペーアが浮かび上がってきました。






2024.09.03 対象敷地の調査、海洋博物館・赤たまねぎ博物館の見学
敷地はトロペーアとその北東部に位置するパルゲリーアの境界にあり、ブドウと赤たまねぎを栽培していました。現在は、別荘地となっています。






2024.09.04 マーケットの調査
地元の食材がどこから来ているのかを把握するためにマーケットに行き、インタビューを通して食材のテリオーリオへの理解を深めました。






2024.09.05 提案・プレゼン
1日目に講義を受けた教会にてプレゼンを行いました。
2025/02/24
法政大学エコ地域デザイン研究センター2024年度報告会でトロペーアでの活動の発表を行いました。







